日本産高級マスクメロンの全ゲノム情報を解読
国立大学法人筑波大学 生命環境系 江面 浩教授(つくば機能植物イノベーション研究センター長)と国立研究開発法人農業・食品産業技術総合研究機構 高度解析センター 矢野 亮一上級研究員(筑波大学生命環境系 クロスアポイント助教)らは、我が国の高級マスクメロン標準品種「アールスフェボリット春系3号」について、全ゲノム情報を解読し、データベース化しました。...
View Article湿度によって色が変わる新しい分子性多孔質結晶を開発
国立大学法人筑波大学数理物質系 山本洋平教授、山岸洋助教、所裕子教授らは、国立大学法人大阪大学大学院工学研究科 武田洋平准教授ら、国立大学法人九州大学先導物質化学研究所 アルブレヒト建准教授、国立大学法人東京大学大学院理学系研究科 大越慎一教授ら、公益財団法人高輝度光科学研究センター...
View Article特異な構造相転移挙動を活用した高い製造プロセス適性を持つ高性能な有機半導体を開発
東京大学大学院新領域創成科学研究科の岡本敏宏准教授、三谷真人特任助教、竹谷純一教授、同大学大学院工学系研究科化学生命工学専攻の加藤隆史教授、富山高等専門学校物質化学工学科の山岸正和講師、筑波大学数理物質系の石井宏幸助教、北里大学理学部物理学科の渡辺豪講師、産業技術総合研究所 産総研・東大...
View Article新型コロナウイルス複製を阻止する作用メカニズムを解明 ~標的とするメインプロテアーゼのウイルス複製機能阻害に求められるファーマコフォアをモデル化~
東京工業大学 情報理工学院 情報工学系の関嶋政和准教授を中心とする、同大学 物質・情報卓越教育院の安尾信明特任講師、筑波大学 医学医療系...
View Article30秒ごとに更新するゲリラ豪雨予報 -首都圏でのリアルタイム実証実験を開始-
理化学研究所(理研) 計算科学研究センターデータ同化研究チームの三好建正チームリーダー、情報通信研究機構 電磁波研究所リモートセンシング研究室の佐藤晋介研究マネージャー、大阪大学 大学院工学研究科の牛尾知雄教授、株式会社エムティーアイ ライフ事業部気象サービス部の小池佳奈部長、筑波大学 計算科学研究センターの朴泰祐教授、東京大学...
View Article骨格筋の発育と再生メカニズムに性差あり -エストロゲン受容体βの機能的重要性を解明-
私たちの筋肉(骨格筋)は生後,発育・発達し,成人になると運動習慣等によってその大きさや質が変化します。また,骨格筋は激しい運動や打撲等により損傷しますが,内在する筋幹細胞の働きにより再生することができます。骨格筋を生涯にわたって健常に維持することは健康寿命延伸のカギを握ることから,骨格筋に関する研究は近年,急速に進んでいます。しかし,これまでのほとんどの基礎研究は雄性動物を対象にしたものであり,性差...
View Articleなぜ、超伝導電流は電気抵抗なしで消えるのか? 〜磁場中での超伝導-常伝導相転移を説明する新理論〜
国立大学法人筑波大学計算科学研究センター 小泉裕康准教授は、現在、広く適用されている超伝導理論では説明ができなかった、超伝導体が磁場中で超伝導状態から通常の金属状態(常伝道状態)に相転移する際、超伝導電流がジュール熱を発生せずに消失するという現象の、理論的解明に成功しました。...
View Article心筋細胞は柔らかい足場で効率よく誘導される ~新しい心臓再生法の確立に向けて~
国立大学法人筑波大学 医学医療系 循環器内科 家田真樹教授、貞廣威太郎講師らの研究グループは、心臓の柔らかさを再現した足場を用いると、マウス線維芽細胞から心筋細胞への誘導が促進されることを発見しました。...
View Articleタンパク質に潜むフラクタル構造がもたらす挙動をテラヘルツ光で視る
筑波大学 数理物質系の森龍也助教、小島誠治名誉教授、山本洋平教授、所裕子教授、白木賢太郎教授、立命館大学理工学部の藤井康裕講師、是枝聡肇教授、東京工業大学 科学技術創成研究院 フロンティア材料研究所の気谷卓助教、および東京大学大学院総合文化研究科の水野英如助教らは、生物の構成要素であるタンパク質に内在するフラクタル構造に起因した挙動(ダイナミクス)を、テラヘルツ光で検出・評価することに成功しました。...
View Articleサリドマイドの催眠作用は催奇形性と独立した分子メカニズムをもつ 〜より安全な睡眠薬に生まれ変わる可能性〜
筑波大学大学院生命システム医学専攻博士課程の廣瀬優樹(研究当時、現:筑波大学附属病院麻酔科)、国際統合睡眠医科学研究機構(WPI-IIIS)のKaspar Vogt准教授、船戸弘正客員教授、柳沢正史機構長/教授らの研究グループは、睡眠・鎮静薬サリドマイドの催眠作用が、催奇形性をもたらす分子メカニズムには非依存的であることを証明しました。...
View ArticleミトコンドリアのATP産生能力は、真核生物の進化中に複数回失われた
筑波大学 生命環境系 矢﨑裕規研究員(現 理化学研究所 iTHEMS 特別研究員)と計算科学研究センター 稲垣祐司教授を中心とした研究グループは、単細胞真核生物バルセロナ類(Barthelona spp.)の系統的位置とミトコンドリア代謝機能を、トランスクリプトームデータを基盤とする各種解析により解明しました。...
View Article歴史が古い植生ほど希少種が多い ~生態系保全の優先度明らかに~
筑波大学山岳科学センターの井上太貴大学院生(博士後期課程1年)、田中健太准教授、神戸大学大学院人間発達環境学研究科の矢井田友暉大学院生(博士後期課程1年)、丑丸敦史教授らのグループは、数千年続く古い草原と50~70年前にスキー場造成のためにできた新しい草原との間で、植物の多様性と種の組成が異なることを発見しました。...
View Article様々なタンパク質を検出できるRAPタグは植物細胞でも有効に機能する
筑波大学生命環境系/つくば機能植物イノベーション研究センター 三浦謙治教授、東北大学未来科学技術共同研究センター/大学院医学系研究科...
View Article悪性リンパ腫が免疫に対する抵抗性を獲得する仕組みを解明
国立大学法人筑波大学 プレシジョン・メディスン開発研究センターの杉原英志准教授は、慶應義塾大学医学部 先端医科学研究所の佐谷秀行教授らとの共同研究により、悪性リンパ腫ががん免疫に対する抵抗性を獲得する仕組みを明らかにしました。...
View Articleアルギニンメチル化酵素が正常な脳の発達を促す ~脳におけるタンパク質のメチル化の新しい意義を発見~
国立大学法人筑波大学 生存ダイナミクス研究センター(TARA) 深水昭吉教授、同 橋本美涼博士(現 国立大学法人東海国立大学機構岐阜大学 応用生物科学部助教)の研究グループは、マウスを使った解析により、発達中の脳において、生合成されたタンパク質に生じる様々な化学修飾(翻訳後修飾)の一つである「アルギニンメチル化」が炎症状態の誘導に関与することを見出しました。...
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